撮影スケジュール
場所
櫛田神社 承天寺通りで石畳 福博であい橋 冷泉公園など
衣装
ファッション
集合場所
ファミリーマート 博多上川端町店
予約開始日時 2025-9/30 19:00
※ご予約についてのご注意事項※
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★ 動画撮影
動画料金は参加料金の30%upで撮影可能と致します。
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櫛田神社の楼門に立った瞬間、画づくりは“直線”で整います。まっすぐ伸びる参道をガイドに、被写体を中央から半歩だけ外す。石畳を一枚だけ前ボケに乗せれば、余白が主役になり、所作だけで凛と立つ——ミニマルはそれだけでアートです。
裏手の注連懸稲荷へ回り、連なる鳥居を望遠で軽く圧縮。体は流し、視線だけレンズへ。繰り返しのリズムが背景の音楽になり、1歩ごとにパターンが変わるから撮っていて気持ちいい。ここでは“動かして決める”のが正解です。
川端橋に降りたら、欄干を薄い前景に、顔は水面の反射へ寄せます。PLをひと捻りすればハイライトが整い、対岸の光は“粒”に変わる。シンプルな立ち位置でも画が踊り、シャッターが素直に進むのを感じます。
歩行者ブリッジの福博であい橋では、ゆるいカーブをS字のリード線として活用。歩幅を合わせて数歩連写し、最良の一歩だけを抜く。線で魅せる“動きの彫刻”は、歩くだけで構図が決まり、撮ること自体が快感になります。
博多川沿い(中洲中島橋〜春吉橋の歩道)では85mm前後で対岸の看板と街灯を軽く圧縮。開放寄りで被写界深度を浅くすると、街の色がキャンバスになり、ボケ玉が“夜の紙吹雪”に。都会の粒感を背景に、人物の輪郭がやわらかく浮き上がります。
ロマン通りに入れば、木格子と行灯調の意匠がビートを刻みます。斜め45°から、紙袋や扇など“薄い小物”を手元に添えて前景を一枚。直線の反復がリズムを生み、和の質感が乗るだけで雰囲気がグッと締まる。ここは短時間で“作品の顔”が撮れる通りです。
裏路地の角では、格子→壁→看板が奥から手前へと三層に重なります。24–70mmでハーフボディ、背景の“温度”(木=温/金属=冷/石=硬)に衣装の色を合わせるだけで、色が整い、立体感が決まる。撮っていて納得感が強いポイント。
最後は再び川沿いへ。手すりの直線、樹影の曲線、遠景の光の粒——三つの線を重ね、人物を薄く縁取る。橋名プレートや町名サインを小さく入れれば、場所の記憶が写真に残り、シリーズが物語として結びます。
直線(参道・手すり)×曲線(橋のカーブ)×粒(街灯・看板)。歩くほど素材が増えて、撮るほど楽しく、仕上がりは自然とアートに寄っていく。櫛田を起点に川を渡り、ロマン通りで締めるこの導線——間違いなく、“撮りたい”が続く一本です。